街全体が美しく、おしゃれなイメージの国「フランス」にも富裕層はいます。
今回は、フランスの富裕層の特徴や暮らしについてご紹介いたします。
フランスの富裕層の4割はパリに集中する
フランスの富裕層の約4割は首都のパリに集中しているようです。
パリの中でも、特に16区のFoch通りがお金持ちやセレブの住む高級住宅地として人気があります。
Foch通りはパリで1番広い大通りといわれており、1km以上続く通いています。
ここは、閑静な雰囲気でマンションやフランスらしい大きな建物が並ぶ地域です。
過去に描かれた絵画にもFoch通りを歩く富裕層が描かれていることから、数100年前から裕福な人々が住む住宅地であったようです。
フランスで高収入の職業は?
フランスで最も高収入の職業は「パイロット」です。自営業部門では、「会計士」や「弁護士」が高収入として人気のある職業といわれています。
また、フランスのお金持ちには、グッチやバレンシアガなどの複合企業「ケリング」の名誉会長や、世界的に有名なブランドの「H&M」の会長など、ファッションビジネスのトップもいます。
フランスの富裕層は今、イギリスの高級住宅を購入している!?
不動産仲介のナイトフランクによると、ロンドンの高級住宅街で物件を購入しているフランス人が他の国に比べて最も多いことがわかりました。
英国のEU脱退によって競争力が低下した市場をフランスの富裕層が購入しているようです。
これは、フランスの富裕層にとっても新しい機会であると考えられています。
フランスの富裕層の暮らしはどんな感じ?
フランスの富裕層の暮らしはどんな感じなのでしょうか?
まず、多くの富裕層の家庭には乳母がいます。富裕層以外の家庭にも乳母がいる場合がありますが、フルタイムや住み込みで乳母を雇っているのは富裕層家族の特徴といえます。また。家庭によっては乳母と家政婦を雇っている家庭もあります。
富裕層の人々の服装は、高級なスーツを着た男性や高価な時計やバッグを持っている女性、子供たちも数万円の靴やコートを身にまとっています。
また、富裕層は高級住宅地に建つ一軒家に住んでいるケースが多く、超富裕層だと600平米の家に住んでいる場合もあります。
まとめ
フランスの富裕層の4割はパリに在住しており、お金持ちは高級ブランドのアクセサリーや服を身にまとっている、「ザ・富裕層」という身だしなみが特徴です。
ハイブランドの多いファッションの国だけあって、ゴージャスに着飾る傾向があるのかもしれませんね。
欧米豪富裕層マーケティング総合研究所では、フランスの富裕層に関する問い合わせを随時受け付けています。気になる方は、お気軽にお問い合わせください。
参考:Bloomberg「英高級住宅を買う外国人、10年ぶりにフランス人が最多-中国勢は4位」
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2020-10-19/QIG93RDWRGG301
FRANCE365「フランスで最も収入の高い商業ランキングベスト10」
https://info.ensemblefr.com/news-584.html