アメリカの富裕層の特徴|アメリカの富裕層が「慈善活動」を好む理由とは?

アメリカ国旗の画像

世界的に見てもセレブやお金持ちの多い国「アメリカ」。
自由と国というイメージがあるアメリカですが、慈善活動や社会貢献をして国を豊かにしようとする富裕層も多いのです。

今回は、アメリカの富裕層の特徴と世界でもトップクラスのアメリカの億万長者には誰がいるのかをご紹介いたします。

アメリカの富裕層の特徴の1つは「慈善活動」をしていること

アメリカの富裕層の特徴として、慈善活動をしている人が多いことが挙げられます。
たとえば、ビルゲイツやウォーレン・パフェットなどの超富裕層は、3兆円を超える莫大な寄付活動も行っています。

では、アメリカの経営者陣が慈善事業に寄付するのはなぜなのでしょうか?

その理由には、宗教的な動機があります。
アメリカにはキリスト教を信仰する人が多くおり、カトリックでは「苦しんでいる者や貧しい者を救う」という教えがあります。

ヒルトンホテルの創業者であるコンラッド・ヒルトンもカトリック教徒で、この教えから慈善事業を行いました。
また、社会貢献活動の総称を表す「フィランソロピー」という言葉があります。これは、キリスト教の文化的背景がある考え方で、ビルゲイツやマークザッカーバーグなどの成功者にもこの思想があるといわれています。

日本では企業の業績は社員に還元する傾向がありますが、アメリカではキリスト教の考えから、貧しいものに寄付することで社会貢献をする傾向があるようです。

参考:DIAMOND「なぜアメリカの経営者は慈善事業に寄付するのか」
https://diamond.jp/articles/-/147086
大和ネクスト銀行「海外富裕層が巨額の寄付をする理由「フィアンソロピー」とは?
https://www.bank-daiwa.co.jp/column/articles/2019/2019_165.html

世界でもトップレベルのアメリカの富裕層は誰?

2021年4月にフォーブス誌が発表した世界長者番付(億万長者ランキング)にランクインする富裕層の多くはアメリカ人でした。

その中の数名をご紹介いたします。
世界ランキングでも1位のお金持ちはアメリカのジェフ・ベゾスです。彼はアマゾンの創業者で4年連続で1位を維持しています。

世界ランキング2位はイーロン・マスク。電気自動車メーカー「テスラ」の創業者です。彼は、航空宇宙事業も手がける「スペースX」も創業しており、世界的にも有名な人物です。

アメリカで3人目にお金持ちといわれているのが、日本でも知らない人はいないマイクロソフトの創業者、ビルゲイツです。ビルゲイツは世界ランキングでも4位の億万長者で、世界のIT業界を変えた超有名人といえます。

他にも、Facebookの創業者マーク・ザッカーバーグや、グーグルのラリー・ペイジ、セルゲイ・ブリンも世界ランキングでTOP10に入るアメリカのトップ富裕層です。

この結果から、アメリカの最富裕層には、世界を代表する企業の創業者が多いことがわかっています。また、世界の富裕層と比べても、アメリカはトップクラスの富裕層が多いことがわかります。

参考:MEMORVA「フォーブス世界長者番付・億万長者ランキング(2021年版)」
https://memorva.jp/ranking/forbes/forbes_world_billionaires.php

まとめ

アメリカは多国籍国家で、貧困の差もある国です。
しかし、アメリカの富裕層の多くは信仰的な思想から、「貧しい人を助ける」という考えを持っており、大金を慈善事業に寄付しています。
日本ではあまり考えられない行動だからこそ、自分だけでなく貧しい人のことも考えられるアメリカのお金持ちはとても素敵ですね。

欧米豪富裕層マーケティング総合研究所では、アメリカの富裕層に関する問い合わせを随時受け付けています。気になる方は、お気軽にお問い合わせください。