独立行政法人中小企業基盤整備機構関東本部(中小機構関東)は、2018年9月7日に外国人富裕層の獲得を目指す中小企業を対象にインバウンド支援を開始すると発表した。
外国人富裕層は、一般的にその場所でしか体験できないことなどに価値を見出す傾向が強い。一方、日本の中小企業の中には、高付加価値の商品やサービスを提供できるところが少なくない。
しかしながら、中小企業の多くは「外国人富裕層市場にどうアプローチしてよいか分からない」「関心はあるが、どのような商品やサービスが受け入れられるか分からない」などの課題を抱えている。
そこで、中小機構関東では、外国人富裕層観光客を取り込むポイントを学び、日本の中小企業の高品質・高付加価値、こだわりの商品やサービスを、外国人富裕層を取り扱うランドオペレーターなどとマッチングさせるプログラムを実施する。その第1弾として、外国人富裕層の消費動向や視点、富裕層獲得のポイントなどを解説するセミナーを開催する予定だ。
中小機構関東の取り組みからも、中小企業における富裕層戦略の重要性が益々高まってきていることは明白だ。特に自治体などの動きをみても、欧米豪富裕層をいかにして呼び込むかが重要になってくると当社は見ている。そのファーストステップとして、このようなセミナーを活用するのは効果的だ。
当社でも定期的に富裕層インバウンドに関するセミナーを開催している。セミナーの情報は随時下記サイトに掲載していくので、ぜひ定期的にチェックしていただきたい。