訪日旅行者一人あたりの消費額は欧米豪が上位

2017年の訪日旅行者数は2,869万人、消費額が4兆4千億円でともに過去最高を記録しました。

このうち欧米豪の主要9カ国(米国、カナダ、豪州、英国、フランス、ドイツ、イタリア、ロシア、スペイン)の旅行者数は325万人、消費額は6,372億円と消費額にとどまっています。一方で、2016年の一人当たり消費額はオーストラリアが24万6866円で中国を上回り、上位10か国は中国、ベトナムを除き、オーストラリア、スペイン、イタリア、米国などの欧米豪が占めています。

欧豪米の旅行者数だけで比較すると、アジア圏では後れをとっており、タイや中国にも水をあけられている現状です。

旅行者数はもとより、消費額の引き上げを目指す日本にとって、滞在日数が長く旅行支出が高額な富裕層や欧米豪からの誘客拡大は課題であり、成熟した国際観光市場においてその伸びしろへの期待感は大きくなっている現状です。

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