富裕層のスマートホームは桁違いに手が込んでいた

写真:©CRESTRON
「テレビつけて」と言葉を発すればテレビをつけ、「Happy Birthday歌って!」を言えばお祝いしてくれるスマートホーム・システムが日本でも一般に認知されているが、世界の富裕層は金を惜しまず、最新のテクノロジーを自宅に導入しているという。裕福な家庭は一般消費者に比べて、新しいテクノロジーをすぐに導入するが、スマートホーム・システムも例外ではない。

Lutron(ルートロン)
省エネタイプの調光器やスイッチ、シェードといった50~1万個のデバイスを操作できるシステムを提供
Crestron(クレストロン)
照明、ホームセキュリティー、スピーカー、その他のテック製品の操作を1つに統合するシステム
Kaleidescape(カレイドスケープ)
動画や音声をストリーミング配信するシステム

ホームセキュリティーは、早くからスマートホーム・テクノロジーの恩恵を受けていた市場の1つで、ドアや窓の自動施錠から照明の自動制御、防犯カメラまで、全てを網羅している。人工知能の進歩もスマートホーム・セキュリティーシステムの発展に顕著な影響を与えている。

日本においても市場としては十分に可能性がある。スマートホームを支える大企業のIT技術がより富裕層マーケティングに打ち手を見いだせることが重要だ。自然災害の多い日本で、地震や停電などでも大丈夫な盤石なシステムの構築で安心感を得られるかが市場拡大の大きな分岐点となるだろう。

参照:Business Insider

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