それでも富裕層はロンドンを目指す

写真:©Bloomberg
EUでは、ゴールデンビザの発給が安全保障の問題の火種となっているなか、イギリスは2015年にビザ発給条件を厳しく改定した。

メイ首相は、今年初めに労働党議員のイヴェット・クーパー議員が、ビザの発給を受けた700人のロシア人からの資金源に疑問を呈した後、政府がいわゆるTier1投資家プログラムを検討していると述べた。

申請者の数は、政府が許可証の最低投資額を200万ポンド(約2億9500万円)に倍増し、新しいマネーロンダリング防止デューデリジェンスチェックが導入された後、2015年を機に急激に減少した。それでも、2018年の第2四半期に英国に移住した90人以上の移民が投資家ビザを取得している。英国は有名大学やボーディングスクールが多数存在しているため、家族ごと移住している富裕層が多い。

参照:Bloomberg

ルート・アンド・パートナーズでは東南アジアや欧米豪の富裕層をはじめ、富裕層マーケティングリサーチや富裕層を顧客とすることを目指した企業に対する多方面の戦略コンサルティングオプションを保有しています。詳しくはルートアンドパートナーズへお問合せください。

関連記事

  1. 訪日旅行者一人あたりの消費額は欧米豪が上位

  2. 市内に国内一の超高層ビルを計画

  3. 米国富裕層にまつわる6つの意外な事実

  4. タヒチ 2018年グローバルキャンペーン「#TakeMeToTahiti」を実施

  5. 富裕層によるトルコへの不動産投資

  6. 日本人富裕層のメラネシアの不動産投資に役立つ豆知識