リージェント セブンシーズ クルーズ、富裕層向けに最新クルーズ船「セブンシーズ スプレンダー」で洗練された食体験を提供

写真(c)プレスリリースより

富裕層向けに、他では得られない体験を提供しているリージェント セブンシーズ クルーズが、2020年2月に新たなクルーズ船「セブンシーズ スプレンダー」を就航すると発表した。本クルーズ船では、創作性に富むメニュー、レストランデザイン、体験型料理教室や料理体験の強化など、よりハイレベルな「食」や「食体験」を提供する予定だ。

リージェント セブンシーズ クルーズの社長兼CEOジェイソン・モンタギュー氏は「セブンシーズ スプレンダー船上のすべてのラグジュアリーは、姉妹船セブンシーズ エクスプローラーに成功をもたらしたゲストにも好評の要素を踏襲しています。このアプローチにはもちろんレストランと食体験が含まれています。セブンシーズ スプレンダーはすべての感覚を刺激する新しい料理、レストランコンセプト、カリナリーアートクラス、グルメ発見ツアーなどで、ラグジュアリートラベラーにワールドクラスの食事と他に類を見ない体験を提供します」とコメント。

「セブンシーズ スプレンダー」は2019年4月12日現在イタリアのアンコナで建設中。乗客数は750名。世界の代表的な観光スポットのほか、まだあまり知られていないデスティネーションも巡る予定。全室バルコニー付きスイートルームで、パーソナルサウナ、スチームルーム、トリートメントエリアを含むインスイートスパリトリートを備え、寝室にはヘステンス社製のVividusベッドが設置される。

国土交通省の調査によると、2017年の国内クルーズ人口は31.5万人と過去最高を記録。リージェント セブンシーズ クルーズは2023年にも6隻目となる新しいクルーズ船の就航も予定しており、日本も含め世界のクルーズ市場の動向を見ても、富裕層のクルーズ需要は今後も増えていくのではないかと当社は考えている。

一方で、富裕層のクルーズに対するニーズもより細分化されていくと想定される。たとえば今回の「セブンシーズ スプレンダー」なら、当然ながら食や食体験への関心が高い富裕層が利用するはずだ。逆にこれから新たにクルーズ船を造る上で、富裕層の中でもどのような属性の人たちをメインターゲットにするかは、差別化を図る上でも重要な要素のひとつになるだろう。

当社でも、過去にクルーズに関する富裕層調査を実施したことがあるが、例えば「クルーズ船内のアクティビティに対して富裕層がどのようなことを望んでいるか」などを調査を通じて明らかにし、クルーズ船のコンセプト、内装、アクティビティなどを決めていくのが望ましいと言えるだろう。

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